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パリの法隆寺

horyuji.exblog.jp

<   2016年 03月 ( 2 )   > この月の画像一覧

パリコレで感動した話

前回のファッションウィークで見つけた、

カッコいい写真家 Kuba Dabrowski

WWDのThey are wearingという、

コレクション会場外のスナップ特集を

担当しているポーランド人のカメラマンです



今回も、もちろん来ていました

9日間、毎日見かけました


なんて贅沢なことでしょう

目の前で、憧れのカメラマンが

どんなカメラとレンズで、どうやって

誰の写真を撮っているのか、観察できるのです



まず、誰を撮るのか、迷いがありません

動きが素早い

1人の人を撮るのに、長くて大体5秒

連写はしません

動いている被写体は走って追いかけて、

一度シャッターを押す毎に、じっくり狙って撮っていました


そしてWWDのサイトには、早くてその日の夜、

遅くとも2日後には撮りたてのスナップがアップされます

お陰でリアルタイムで、

彼がどの会場で誰のスナップをどのように撮っているか

見ることができるのです


「あ、これはヴァレンティノの会場の、あのモデルの子だ!」とか

必然、自分の写真と比べることができます


同じ人を同じ会場で撮影しているのに、こんなに違う

構図、光、表情、技術...


そして何より、そこには

私の気づかなかった美しい瞬間が溢れていて

本当に驚きました


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WWD by Kuba Dabrowski
http://wwd.com/fashion-news/they-are-wearing/gallery/they-are-wearing-paris-fashion-week-fall-10377388/#!1/paris-fashion-week-fall-2016-street-style-258/




同じ時間に、同じ場所にいたのに、

こんなにも気づいていない美しい瞬間が目の前にあったなんて!

私は見ているようで、何も見ていなかったんです

もう撮る人いないなあ〜と思っているときにさえ、

自分に"良い眼"があれば、たくさん面白いもの綺麗なものを見つけられるんです



こんなにも美しい瞬間が見えているなんて、羨ましい

純粋に不思議で、そして悔しい


改めて写真の面白さに気が付きました

今までカッコいい写真を見て、

あ、すごいな、かっこいいね

って思っただけで強く印象に残ることってありませんでした


心を動かされるものと言えば、映画や本の方が好きで、

物語や文章、言葉の力に強く感銘を受けることが多いです


でも、もしもこんな写真を穫れるようになったら

もっと世界のことを見えるようになる気がするし、

自分が今いる瞬間にもっと豊かな世界が同時に存在している、そこに行ける気がする





ちょっと昔、内田樹さんの本の中で

レジで並んでいたら順番を抜かされたという話を読みました

どうしてこの人は順番を抜かすのか、

あと数分待てない理由はなんなのか、内田さんは考えて

そこから日本の教育の問題や社会問題について

想いを馳せてゆく話


短い話だったのですが、

私なら順番を抜かされたらイラッとして終わってしまうだろうに、

内田さんはそこから分析したり思考を膨らませたり、

新しいことを考えついたりすることにすごく感心したのです


日常のちょっとした出来事から、

こんなにいろんなことを考えられたら、

同じ場面に出くわしても、この人の方が私より人生面白い!と思って、

すごい!頭が良い!私も頭良くなりたい!って思った、

そのことを思い出しました



写真も一緒なんだわ

同じ場面に出くわしても、

この人の方が私より美しいものを見てる!

すごい!羨ましい!私も写真上手になりたい!って思いました


写真を通じて、

もっと美しいものに気が付いたり、

面白いものが見える、そのことに気づいて感動しました


そして、自分がいる場所に、同時に、もっと美しい世界が

あったことに気が付いていなかったことを気づかされて

感動しました

写真は美しい世界への入り口になるんですね



これから頑張って行ったら、

もっとたくさん面白いことに出会えそうだし、

自分で自分の人生をもっと面白くできるようになりそうです





今すごく楽しいです

パリ、ファッションウィーク、ありがとう

たくさん感動しました


すごい!って思える人に出会えて、

とりあえず、その人と同じ場所に立つことはできるって、

やっぱりパリはすごい街です





次は6月

それまでに、鍛えておかないといけないことがたくさんある

がんばろう!
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by nanaoparis | 2016-03-17 06:19 | パリ日記

カメラマンになりました!

今月から、Elle girl Japon online のパリスナップ担当に就任しました!

という訳で、先月末は若きファッショニスタを探し求め

パリのお洒落エリアを練り歩いていたのです



パリって言うと“オシャレ”なイメージが先攻しがちですが、

パリでお洒落な人を探すのは、難しい!

しかも、Elle girl は十代から二十代の若者向け雑誌なので、

若いお洒落っ子を探さないといけない


でも、こんなに楽しい仕事って、他に無い!

カッコいい人を探しながら街を歩いて

写真を撮る


世の中にはこんなお仕事もあったんだなあー!

ついでにパリのことも詳しくなれるので、一石二鳥です




さて、どうしてこんなに楽しいお仕事に就けることになったのか?

話は去年の12月にさかのぼります



パリで知り合った方が Facebook でシェアしていた、

「コーディネーターアシスタント募集」

という投稿


これを見て、絶対にこれをやりたい!!!

と思い、すぐに履歴書を書いて応募

そのままクリスマスバカンスに入ってしまい

なかなか連絡が取れなかったのですが、

何度かラブコールを送り

1月末に晴れて面接にこぎ着け、

2月からお仕事のお手伝いをさせてもらえることになったのでした!


この方が、もう本当にすごく尊敬できる良い方

それだけでなく、私が読んでいた雑誌のパリ特集は

ほとんどこの方がコーディネートしたものだったのです


ファッションシューティングのコーディネートをしたり、

インタビューしたり取材したり原稿を書いたり

およそ雑誌作りの現場に関わることほとんどを間近でみることが出来ます


さらに自分のブランドでデザインをしていたり、

チャリティーイベントの運営をしていたり、

日本企業のパリ進出のコンサルティングをしていたりと

常に動き回っている方


私のすることと言えば、ちょっとした書類整理ですが、

その代わりに取材の現場に連れて行っていただいたり、

お仕事を教えていただいたりしています


さらに、面接の際に一眼レフカメラを持っている話になり、

じゃあスナップカメラマンやりたい?

と、こういう流れになった訳なのです


その時、見てもらえる写真がなかったのですが

丁度ファッションウィーク中だったので、

スナップを撮って来たら見てもらえることになり、

その写真はダメダメでしたが、アドバイスをいただき

Elle girl Japon の方に紹介していただいて、

お仕事させてもらえることになったのです


面白い仕事をしているだけでなく、

人としても尊敬できる方に出会えたこと、

本当に、なんて運が良いんでしょう



よく言う、大切な仕事を頼むときは社内で1番忙しい人に頼むこと

1番ヒマそうな人ほど、絶対に仕事を受けない

という話は本当のようです


一体いつ休んでいるんだろう?というぐらい忙しいのに、

必ず私のことも気にかけてくださっています


この運、縁を大切にしたいです

今、やりたいことがどんどん出来る環境に連れて行ってもらえているので、

今ここで、とにかく出来る限りのことを頑張りたい




そんなこんなで、この1ヶ月半ほどで一気に人生が変わりました

前回のファッションウィークで、

次は仕事でここに来たい!

と思ったこと、叶いました



今回のファッションウィークには、コレクション会場外の

スナップ撮影のお仕事で参加することができました

この話はまた次回!



夢が叶って来ているよ!!







Elle girl Japon online でスナップ掲載中!


パリファッションスナップ



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見てね!
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by nanaoparis | 2016-03-11 19:23 | パリ日記