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パリの法隆寺

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言葉との戦い



さて、パリに来てもうすぐ2ヶ月、

学校が始まって3週間が立ちました


果たしてフランス語力は伸びているのか?

そりゃもちろん伸びているハズ

でも毎日、もっとできることがあるのに

全力を出し切れていない焦燥感に襲われます


とくに今は大家さんご夫婦がバカンス中のため、

ひとりでお家を貸し切り状態

ついついダラダラと無為に過ごしています



渡仏後、まずは初めて毎日料理をしないと行けないことに悪戦苦闘

学校が始まると回りのレベルの高さに衝撃

しばらくすると全然友だちが出来なくて孤独感に打ちのめされ、

先日、貯金のかなりを遣っていることに気づき愕然

そして今、12月の引っ越し先が見つからず、

ひぃひぃ言いながら辞書を引きつつ物件にアプライ中


良く出来た障害物競走というかんじで、

ひとつ乗り越えると、すぐにまた次がやってくる

常に何かに追われて毎日必死です


同時に、いかに日本で自動操縦的に生活していたか

自分が言葉にどれほど頼っているか

人との関わりが精神に与える影響

お金の大切さと消費の簡単さ

楽な方向へ流れやすい自分

そして自立して生活することの困難さ、など

学ぶことが多く、

大変だからじゃあ辛いかと聞かれれば、全く辛くありません


面白い



今まで大した苦労をしたことがなく、

挫折といっても大学受験ぐらい

勉強も運動も人並みに出来ると思っているし、

劣等感を感じたことも無ければ、

とくに人よりできないと感じたこともありませんでした



今、間違いなく日本にいたら味わえなかった感覚を味わっていると思います


とくに言葉

同じクラスの生徒たちのレベルの高さに毎日打ちのめされています

とにかくみんなよく喋れる

会話力に関しては1段階も2段階も差を感じます

毎日悔しい


でもだいたいのことをほどほどに出来て、

なにも悔しくない生活よりは、今の環境の方が断然面白い



最近は仲良くしてくれるお友だちもできたので、

英語も織り交ぜつつ、何時間かはお喋りできるようになりました


物件を観に行っても、

「あなたフランスに来てどれくらい?

あら1ヶ月半なの!フランス語上手いわねえ!」

と言ってもらえるようになりました



多分、すこしづづ語学力は上がっていると思います


でももちろんクラスの子たちもどんどん上達するので

走っても走ってもまだ同じ勝負にも立てないレベル


上手に自分を褒め、そして焦らせて

少しずつでも確実に毎日何かできることを増やして行きたいです




打ちのめされた時は、すかさず

岡本太郎の『自分の中に毒を持て』をカバンに入れておきます

太郎の本、持って来ておいて良かったなあ

みなさんもぜひ、外国に行くときは何か

困ったときに絶対信頼できるものを持参すること、オススメです



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写真は、クラスメイトのフイジアのお家

素敵な生活してはるわ〜!
by nanaoparis | 2015-11-10 08:00 | パリ日記
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