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パリの法隆寺

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一夜限りのオールナイト芸術祭"NUIT BLANCHE"を歩く



2015年10月3日〜4日は

パリ市が主宰するオールナイトの芸術祭

Nuit Blanche(ニュイブランシュ:白夜祭)でした

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ニュイブランシュは、パリの姉妹都市、京都でも行なっています

京都の方はボランティアスタッフとして去年参加しました

が、本家本元は全く趣が異なります




まず本家の有り難いところは、オールナイトイベントだけあって、

きちんと朝7時頃まで展示を行なっているところ

全てのメトロが深夜2時まで運行し、

7番13番14番メトロに至っては2時15分〜朝5時30分まで

各線3〜5分ごとに運行。しかも無料です


今回初めて利用したNoctilien(深夜バス:ノクチュリアン)も

便を増やして運行しているようで、

ニュイブランシュ用のバス地図も配られていました


京都のニュイブランシュに参加した時は、

確か2時3時ぐらいにはイベントは大体終わってしまい、中途半端

始発まであてどなくぶらぶらしていた覚えがあります




さて、友だちと合流し、7時頃から徘徊スタート!

今年はパリ市庁舎のある4区と、パリ北部の18区19区に

主な展示が集中していたので、まずは北駅の展示へ

そこからぐるりと夜2時頃まで歩き回り、

たくさん展示を観ることができました

作品自体には、私は感銘を受けることもなく

小規模なものが多かったです

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この、星の音を聴くという作品は興味深かったです



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でもそれよりも面白かったのは、夜な夜な歩きまわる人々

公式地図が全くの役立たずのため、迷う迷う

パリジャン/パリジェンヌもこれじゃ分からんと仰っていました


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みんな同じ青い地図を左手に、右手にスマートフォンのGPS

自然と仲間意識が芽生え、行き交う人々と道を確認し合います


警備員さんも適当で、

音楽聞きながらつったっている人、お喋りに夢中の人

道を聞くと、「地面の青い線をたどって行くんだぜー!」と、陽気

でもその青い線が見えるのは僅か数メートル先まで

役に立ちません



18区19区はパリの中でも治安の良く無いエリアです

その中へ展示を企画しておきながら、

道中に表示や看板などは一切置かず、

市民を野放しにするパリ市の大胆不敵さには畏れいりました


人の流れについて行くと安全ですが、

気が付くと、周りはたむろしているおにーちゃんだらけだったり

人通りの一切ない暗い道に入ってしまったり。



それでも幼稚園ぐらいの小さな子どもを連れた家族や、

老夫婦、自転車で回る人、もちろん若者も

老若男女問わず集まって来ます


記念撮影に終始している人もいれば、

インテリ風に語り合うカップルもいる


子どもは大はしゃぎで走り回ったり


とっても自由な雰囲気です


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良く言えばおおらかで、縛られていない

悪く言えばまとまりがない

でもそれがいかにもパリっぽくて、

文句を言いながらも結局充実した一夜でした

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by nanaoparis | 2015-10-06 08:00 | パリ日記
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