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パリの法隆寺

horyuji.exblog.jp

レストランのインスタグラム写真を撮影しています



去年の11月。

フェイスブックに一通のメッセージが届きました。


ご連絡くださったのは、

パリ在住十数年の日本人セラミックアーティストの方。


どこかで私の写真を見かけ、

名前をメモしてくださっていたとのこと。

インスタグラムの写真を撮ってくれる人を探しているとのことで、

お話ししたいとご連絡くださったのでした。


早速、その週末にパリ近郊にあるアトリエへ、お邪魔させてもらいました。


今はセラミック作品を制作しているだけでなく、

レストランのアートディレクションもされていらっしゃっている方。

初めてお会いしてお話ししたのに、

何か大事な部分で会話ができてとても楽しかったのを覚えています。


その方が一緒にお仕事しているレストランの

インスタグラムとフェイスブックのために写真を撮ってくれないかと、

お仕事のお話しをいただき、

12月からフォトグラファーとして新しいお仕事を始めさせてもらえたのでした!



私が撮影を担当しているレストラン。

パリ7区、エッフェル塔近くのフレンチ

Mariette マリエット

24 Rue Bosquet75007 Paris


インスタグラムのアカウントは

restaurant_mariette_paris

です!

ぜひ見てみてくださいね〜!



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去年は本当にいろんな縁に恵まれて、

楽しい仕事をさせてもらえる機会がグンと増えました。

2017年もまた一段と飛躍の年になりますように!

ツイてるなあ〜!

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# by nanaoparis | 2017-01-03 14:00 | パリ日記 | Comments(0)

サンドイッチの年


今日で2016年も終わり。

みなさんどんな1年を過ごされたでしょうか。


何か辛いことがあった方、

乗り越えないといけないことがあった方、

あなたにこの映画を贈ります。


『サンドイッチの年』


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見ろ、ラビンスキー
陽が昇る

美しくないか?

これを信じろ。

陽がまた昇る限り、
良い日もくる。

いいか、今年はバカなこともしたが、
お前は大人になった

そうとも

大人は夜中に泣かないなんて思ったら間違いだ

涙も人をつくるんだ

今年は辛いこともいろいろあったろうが、
人生に5度や6度はこんなことがある

残りはなんてことはない日々の連続さ

今年のような年は
ハムの薄切れのようなものだ

2枚の厚いパンの間にはさまって
つまり
サンドイッチの年だ

そういう時は
よくかみしめなきゃならん

カラシがいっぱいで涙が出ても
全部食べなきゃならんのだ

全部だ

いいな
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# by nanaoparis | 2016-12-31 08:00 | パリ日記 | Comments(0)

メニルモンタン 2つの秋と3つの冬


昨日図書館で
「2 automnes 3 hivers(メニルモンタン 2つの秋と3つの冬)」
を観ました。


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いや〜なかなか良い映画だったな。
大したことが起こる訳ではないけれど、
映画のムードとか、色とか、波長が合いました。

「えっ?ここで終わるの!?」っていうラストは
あんまり好きじゃないけれど、そこまではとっても面白かった。

数分の短いチャプターを繋げて行く編集方法や、
登場人物たちがこちらに独白したり、
当時を振り返ってインタビューに答えているような演出も、
今っぽくて良かった。リズムが良い。



で、今、日本でも公開されているのかな〜と調べついでに、
映画の宣伝文句や感想ブログを読んでいたら、
この映画、「ダメ男が〜」とか「冴えない大人たちの〜」とか
「定職についていない33歳独身男が〜」とか、
そういったフレーズとともに紹介されていて、びっくり。


私のフランス語力不足で
物語を読み解けきれていないのかもしれませんが、
この映画、そういった話だったのか?

「できない男」のストーリーとしてフォーカスされていて、
違和感を感じました。
私には爽やかな映画だったんだけどな。


そういえば似たような気分を
「フランシス・ハ」を見た時にも感じました。

この映画を見た時も、
なんだか分かるな〜と良い映画だなあ〜と思っていたら、
「20代後半のイタイ女の子が〜」とか
「空気の読め無い女の子が〜」と紹介されていて驚いた。


日本って、本当に、定職についていない人に厳しいなあ。
あと夢を見続けている人にも厳しい。


「2 automnes 3 hivers(メニルモンタン 2つの秋と3つの冬)」、
決して大作ではないけれど、
監督の独特のテンポに身を預けると心地よい1時間半が過ごせる映画です。


それから、
すごい禿げ方の主人公アルマンが、
なんだか憎めなく感じてくるあたりも、この映画の魅力かと思います。


もう学生ではないし、かといって自立した大人ってかんじでもない、その間にいる人たちに、ぜひ。
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# by nanaoparis | 2016-12-29 19:48 | パリ日記 | Comments(0)

語学試験DELF B2合格しました!わーい!

12月15日、
はるばるルーアンRouenまで行き受験したDELF B2という語学試験。

24日のクリスマスイブに、合格通知を受け取りました!嬉しいなあ〜
思いがけない最高のクリスマスプレゼントです。
これで2016年、思い残すことなく年越せます。


ただの語学試験のようですが、私にはとっても大事な試験だったのです。


DELF B2とは、フランスの大学学部入学に必要な語学レベル。
語学留学している人にとっては、一つの基準となるレベルです。



去年9月にパリへ来て、
今年の2月に大学受験用の語学テスト(TCF DAP)を受けましたが、
筆記試験のレベルが足りず、
受験した2つのパリ大学はどちらも語学力不足で不合格でした。


そのため、
今はまた来年度の大学準備に向けてモチベーションレターや
書類の準備をしているのですが、
このDELF B2の資格があれば、語学テストが免除になるのです!

もちろん、DELF B2があっても、
必ず大学に入学できる訳ではありません。が、あった方が良いです。

今回の受験で大学に入れなければ、
もう語学学校に行くお金はないので進退窮まるところ。
とりあえず入試における語学面での不安が解消しました!



2016年。
本当に仕事面で恵まれた年でした。
前半は日々の生活費や学費を稼ぐため、
レストランでキューキュ言いながら精神と時間を切り売りしていましたが、
同時に、やりたいことを見つけ、写真の仕事や雑誌の仕事など、
少しづつ面白いと思うことにかける時間を増やし、
かつお金も稼げるようになって行くことができました。


ついに11月にレストランを辞め、
今はスタージュ、
それからカメラマンとしてレストランの写真を撮らせてもらう新しいお仕事で
なんとか一応食べられるようになりました。


そのため、
正直この1年は全く勉強に時間をかけられませんでした。
特にソルボンヌを辞めて安い語学学校に替えてからは、
もしかしてどんどんフランス語力が低下しているんじゃないか、とか。

もう◯◯ヶ月も住んでるのに全然書けない聞けない喋れない、とか。

勉強しに来たはずなのに、一体自分は何をしているのか、とか。

語学学校のお金を払って、
それを賄うためにレストランで働いて勉強する時間が無くなっていたら、
本末転倒どころか本当の馬鹿じゃないか、とか。

勉強したいし、けれどお金も必要だし、
でも写真の仕事やファッションウィークの仕事、
せっかく見えてきた自分のやりたいことに費やす時間は確保したい、

この3つを巧くジャグリングするために本当に必死な年でした。



そしてこの12月。
ようやくやりたいことだけでなんとか生活出来るだけのお金を稼げるようになり、
映画を観たり美術館に行ったりする心の余裕も出てきて、
良い刺激を与えてくれるような人たちとの出会いも増え、
巧く回りだしたところで、

唯一の不安材料だった語学試験も受かってしまったのでした!

あなたはこの1年無駄にしてなかったよ、と言われた気分です。

まだまだ語学力は足りていませんが、
ちゃんとこの1年で確実に成長はしていたのです。
嬉しい!
しかも前回ダメだった作文を書く筆記試験で
一番の高得点を採れたのも嬉しいポイントです。

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さて、これからフランスでDELF B2を受験される方、
ルーアンのアリアンスフランセーズでの受験、オススメですよ。

我が語学学校でオススメしてくれた試験会場なのですが、
まず受験料が140ユーロ。
パリだと240ユーロらしいので、かなりお得。

電車も片道1時間から1時間半で10ユーロ程。
私は早起きしたくなかったので、
試験前日にドミトリーで一泊しましたが、それも25ユーロ程。

試験ついでに街を散歩したり、大聖堂を観たり、
映画館に行ったり、小旅行気分を味わえたので良かったです。


それから、面接試験があるのですが、
田舎の会場の方が試験官が優しいらしいですよ。
受験者の多いパリの会場だと、 面接官も疲れ切っているとか。
私のルーアンでの面接官はとっても感じが良かったです。
筆記テストも高得点だったので、採点も優しいんじゃないでしょうか。


さらに10日で届くと聞いていた合格証明書、
本当に10日で届きました。
クリスマス目前のバカンス時期に本当に10日で届くなんて、
かなり仕事ができますね、ルーアン。



試験対策はほとんど学校の授業のみ。
でもテストの内容はほぼ授業で習ったことのようでした。
リスニングは本番の方が対策本より音声は簡単だったけれど、質問が難しい!
聞き取れても、質問の意味がよくわからず、ほぼイマジネーションと勘で回答しました。

読解は難しく、5点採れてるかなあと不安だったところ。

その代わり、記述試験は何本か過去問を解いておけば、難しくないです。

今回は、
「あなたはフランス語圏のある街に住んでいます。
ここでは毎年夏に、無料の大きなコンサートが開かれますが、
資金の問題で市は今年度の中止を検討しています。
文化面と観光資源の面を考えて、市長に反対意見を述べましょう」
みたいな雰囲気のテーマだったと思います。
興味のある文化的なテーマだったのと、手紙形式だったのが幸いしました。


学校の先生曰く、筆記テストは
導入、分析、意見、まとめ、の流れと決まり文句は記憶しておき、
それからmaisやdoncやparce queの言い換え、
現在分詞やサブジョンティフ、コンディショネルをちょっと織り交ぜるのがポイントだそうです。


それからお友達からDELF B2の対策本を貸してもらい、
筆記の問題だけは2本解いてみて先生に直してもらいました。

フランス人の賢いお友達に面接の練習を少ししてもらい、筆記の型も教えてもらいました。
これは本当に役立った!
型に沿って議論を進めるのが、フランスでは大事だそうですよ。


面接は、2つの記事から1つを選び、
30分の準備時間で記事の要約、自分の意見をまとめ、
20分の試験時間でまずは発表。
それから試験官と話し合い。という形式です。

私は、学校教育を根本的に変える必要があるか?
というような内容のものを選びました。
自分の経験を例として盛り込みやすいテーマだったので良かったです。


試験対策はそれぞれの方法があると思いますが、
記述と面接は点がとりやすいそうなので、
対策本の型を飲み込んでおく価値はあると思いますよ。



それでは来年も、良い年になりますように〜??
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# by nanaoparis | 2016-12-28 19:32 | パリ日記 | Comments(4)

初めてフランスで(緊急)病院へ行く!

あれよあれよと言う間に、もうすっかり年の瀬ですね。

私は相変わらずダリア宅のソファに住んでいます。


これまで面と向かって喧嘩することが1回。

メールで揉めるのが1回。

あとは、比較的なんとかやっています。



今はダリアのお友達ナターシャが泊まりに来ており、3人生活。

初め、ダリアから友達が2週間くらい泊まりに来ると聞いたときは、

しんどいなあと思いましたが、

案外2人よりは3人の方がうまく行きます。

空気の抜けどころができるって感じですね。

ナターシャ、ええ人でよかったわあ。


しかしお金のことで一悶着あり、

もう今月には出ることになっています。

問題はまだ引越し先が見つかっていないこと、だけ…

クリスマスシーズン、みんなバカンスのためか

物件がない!

遂に本当に家がなくなりそうです。



さて、先日ルーアンまでDELFという語学試験を受けに行ってきました。

語学試験についてはまた次回。


試験を終え、電車でパリへ帰って来た夜。

どうも右足首が異常に痒い。

とりあえずクリームを塗ってその日は眠りにつきました。


次の朝、どうも足首が痒い。

靴を履いたらなんだか痛い。

でも歩けるし、まあいっかあ、と1日遊び回って帰宅。


ところが、その次の朝、目が冷めたら足首がパンパン!

歩こうと思ったら、パンパン過ぎて足首が動かず、

しかも痛い!

よく見たら酷く腫れ上がり、赤くなっている上、

大きな虫刺されのようなところから、

オレンジ色の液体が流れています。膿?


しまったなー!


起きてきたダリアに見せると、

すぐに病院に行きなさい!!!!!とダリアびっくり。

しかし今まで病院に行ったことがないし、

歩けないし、しかも土曜日。

あんまり病院が好きではないし…高そうだし…

なんて言っていると、

このまま放っておいたら毒が回るー!とダリア。


まずは消防車に電話してくれました。

フランスでは消防士さんは時に街の何でも屋さんのように

いろんなピンチを助けてくれるというのを

昔、日本のテレビ番組で見たことがありました。

ダリア曰く、彼女が膝を故障した際には

すぐに消防士さんが家まで迎えに来て、

病院まで運んでくれたそうです。


が、今回は消防士さん曰く

緊急でないのならタクシーを呼んで自分で病院へ行くか、

SOSドクターという家まで来てくれるお医者さんに頼みなさいとのこと。

消防署から病院に電話を転送され、さらに転送され、さらに転送され、

何度もダリアに症状を説明してもらい、

結局、往診してくれるドクターに頼むか、

土曜日にも営業している病院へ行きなさい、

ということに落ち着きました。



私は全く病院のシステムがわからないのですが、

往診してくれるドクターにも安い、高いがあるらしく

2つ電話番号を教えてくれました。

ついでに土曜日にも開いている病院も教えてもらいました。



しかし病院の支払いって大体どれくらいするものなのか、

全く検討がつかないのが怖い!



ネットでいろいろ探しまわり、

パリ近郊のパンタンというところにある病院に行こうとしていると、

ダリアから

どうしてそんなに遠いところまで行くの!

と怒られ、

結局彼女が近所にあるHopital Saint-Louisの

緊急外来を見つけてくれました。



というわけで、

これまたダリアにタクシーを手配してもらい、

初めてフランスの病院へかかりに行ったのです。


一日中待つんじゃないかと、恐々としていたのですが、

2時間か3時間ぐらいで終わりました。

先生曰く、今日は患者さんが少なかったそうです。


病院で必要だったのは、カルトヴァイタル(保険証)。

以上


受付で保険証を渡し、名前、住所、生年月日、電話番号、

症状を伝えたら、あとは待つだけ。

一人目の先生?が簡単に症状を見て、

次にインターン生が症状を見て、

最後にようやくお医者さんがやって来て、

何かの感染症で、引っ掻き過ぎたから炎症起こしてるのと、

菌がいるとのこと。

消毒して薬を飲んでいなさい。

という訳でした。



その後、処方箋をもらったら

あとは帰りに薬局へ言って薬を買うだけ。

どういう訳かわかりませんが病院では支払いの必要はありませでした。

これが健康保険ってものの効果なのでしょうか?


診断してもらったら一安心。

帰りはノロノロ足を引き引き歩いてお家に帰ることができました。


このあと3日くらいは靴が履けず、

真冬にクロックスで過ごしましたが

今日から靴が履けるようになりました!


いや〜大事じゃなくて良かった良かった。

病院の人たちもいたって感じがよく、

とりあえず何かあったら

ここに来れば良いということがわかったので良かったです。

緊急で病院へ行かなくてはならない時は、

ぜひここへ!



しかし、ダリアにお世話になりまくってるなー!

自分で病院に電話して症状を説明できるくらいにはなりたいものです。


ふう。
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# by nanaoparis | 2016-12-22 01:28 | パリ日記 | Comments(2)